CODE OF JOKER

CODE OF JOKER (コード・オブ・ジョーカー)とは



『CODE OF JOKER』(COJ)は、セガ・インタラクティブが2013年7月11日から2019年7月11日まで運営していた、デジタルトレーディングカードアーケードゲームです。物理的なカードデッキは不要で、サーバーに登録されたデジタルカードをタッチパネルで操作してプレイします。

2017年1月5日から2018年4月17日まで配信されていたスマートフォン版『CODE OF JOKER Pocket』も本項で解説します。

ゲームシステム



COJはターン制・ポイント制を採用しており、プレイヤーは順番にCP(コストポイント)の制限内でカードを展開し、相手のライフポイント(LP)を0にすることを目指します。

カードの種類



使用するカードは大きく分けて以下の3種類です。

ユニット: 戦闘を行うカード
トリガー/インターセプト: ユニットを補助するカード
JOKER: 戦況を大きく変える強力なカード

これらのカードはさらに、赤、黄、青、緑、、無色(白・灰色)の6つの色属性に分類されます。

デッキ構築



デッキは40枚のカードで構成され、ゲーム開始時に4枚のカードが配られます。手札は最大7枚まで保持でき、不要なカードは捨札に送ることができます。デッキを引き切った場合は、捨札・消滅札を除外してデッキを再構成します。

勝利条件



プレイヤーは8つのLPを持っており、相手のLPを0にするか、10ターン終了時にLPが相手より多ければ勝利となります。LPが同値の場合は後攻側の勝利、両者のLPが同時に0になった場合は両者敗北となります。

ゲームの流れ



1. 先攻・後攻を決定
2. ターン開始時にCPが規定値にリセット
3. 60秒の制限時間内にカードを使用
4. フィールドにユニットを展開
5. トリガーゾーンにカードを設置
6. ユニットでアタック/ブロック
7. JOKERを発動

カード詳細



ユニット



戦闘の主軸となるカードで、BP(基本BP)、クロックレベル、行動権などが設定されています。BPはユニットの強さを表し、クロックレベルはユニットの強化や特殊効果に影響します。行動権を持つユニットのみがアタック/ブロックを行えます。

進化カード


同属性のユニットに重ねることで進化させることができます。進化カードはアタック制限を受けませんが、行動権は進化前のユニットの状態を引き継ぎます。

トリガー/インターセプト



ユニットや戦況を補助するカードで、トリガーゾーンに設置することで発動します。

トリガーカード


発動条件を満たすと強制的に発動するカードです。

インターセプトカード


発動条件を満たした後、任意で発動を選択できるカードです。

JOKER



各キャラクターが使用できる強力な効果を持つカードで、JOKERゲージとCPを消費して発動します。JOKERは1つのデッキに2人のキャラクターを設定でき、それぞれ異なる効果、ゲージとCPの消費量を持っています。

カードの色属性



: 直接ダメージや速攻に特化
: 戦闘回避や行動阻害に特化
: 破壊や手札操作に特化
: BP強化やアドバンテージ獲得に特化
: ゲージを活用した特殊効果
無色: 属性に影響されず使用可能

カードの入手方法



ターミナルでクレジットを使用してカードパックを購入
ゲーム内通貨AC(アルカナコイン)を使用
プレイ後のボーナスカード
キャンペーンで配布されるシリアルコード

ストーリー



舞台は意識だけが入り込める電脳空間「ARCANA」。人類の不死の世界として作られたが、サイバーテロにより頓挫し、戦場跡として放置されています。プレイヤーはARCANAを監視する組織「AST」のエージェントとして、ARCANAの存在を守りながら戦います。

登場キャラクター



魅力的なキャラクターたちが多数登場し、それぞれ固有のJOKERを持っています。

緋神仁 (声: 羽多野渉)
御巫綾花 (声: 伊藤かな恵)
京極院沙夜 (声: 井澤詩織)
山城軍司 (声: 藤原啓治)
黒野時矢 (声: 岡本信彦)
星光平 (声: 谷山紀章)
鈴森まりね (声: 加藤英美里)
リナ・ヴァレンタイン (声: M・A・O)
霧谷雨 (声: 斉藤壮馬)
赤羽猛 (声: 小林裕介)
クロエ・ノーチェス (声: 佐藤利奈)
エルヴィ&エルフィ (声: 悠木碧)
レオン・ベルクマン (声: 子安武人)
ノア (声: 三木眞一郎)
蘭美蘭 (声: 東山奈央)
A.C.T.I.S. (声: 下田麻美)

メディア展開



ノベライズ: 電撃文庫MAGAZINEにて連載
コミカライズ: ファミ通コミッククリアにて連載
サントラ: オリジナルサウンドトラックなどが発売

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